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Mark Fell & Rian Treanor
Last Exit
Boomkat Editions | Documenting Sound
- Cat No.: BKEDITDS037V
- 2025-10-22
CHRIS WATSON、RUSSELL HASWELL、MARK FELLとのコラボレーションでもその名を知らしめるLUCY RAILTONが、昨年〈BOOMKAT EDITIONS〉から発表したカセットアルバムをバイナルカット!詳細に録音されたフィールドレコーディング音源に自身のチェロ独奏を埋め込んだリスニングスケープ。使用されているフィルレコサンプルは全て彼女自身の生活/暮らすベルリンに密着した音(自宅側を走るベルリンの主要鉄道線etc)であり、チェロの旋律に宿る感情と相互作用。音の場所とその中での自身の位置、彼女の感覚を追体験できる独特な音楽体験を提供、手放しで推薦します。 (Akie)
Track List
FÉLICIA ATKINSON,LUCY RAILTON,PERILA,SARAH DAVACHIらが名を連ねるカセットエディション”DOCUMENTING SOUND”から変化球、意外にもDJ PLEADが登場!全編にわたりヤマハのキーボード”PSR-A350”のオリエンタルを使用。過去作と比較してもじっとり遅い速度とパーカッシブに刻んだダンスホールリディム。そこに自身のルーツであるレバノン伝統音楽を邂逅させたオルタナティブなダンスホール〜ダウンテンポトラックス!マスタリングはRASHAD BECKER。 (Akie)
Track List
プログラミング処理やエフェクトペダルを一切使用せず、本人とチェロ、演奏環境のみで完成した一枚。深夜に地下鉄構内にて録音した「For Tamio」(sample1)では反響を活用、発着する電車の音や構内アナウンスまで録音。自宅建物の廊下にて、振動数を高めるために正弦波を追加し演奏した「Past Continuous」(sample2)。実験的に難解な演奏と、街のジャスの歴史に根付いた古典的な録音/制作、両極端の性質を兼ね備えた独特のアプローチでチェロと対峙。RASHAD BECKERマスタリング。 (Akie)
Track List
FÉLICIA ATKINSON,LUCY RAILTON,PERILA,SARAH DAVACHIらが名を連ねる”DOCUMENTING SOUND”に邦人アーティストFUJI||||||||||TAが登場!11本のパイプと鍛冶屋のエアポンプで作られた自作パイプオルガンと、富士山にて録音したコウモリの鳴き声のデュエット。「KŌMORI 1」(sample1)のような穏やかに脳を包み込むオルガンドローンもあれば、「KŌMORI 2」(sample2)のように中世の教会音楽に隣接したメロディックなオルガンソロも収録。バリエーション豊かにアプローチしたメディテーショナルアンビエント。RASHAD BECKERによるマスタリングです! (Akie)
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日野浩志郎のレーベル〈NAKID〉のショーケースでのパフォーマンスも圧巻だったMark Fell と彼の血を引く、近年のコラヴォレーターRian Treanorの二人がBoomkat EditionsのDocumenting Soundとして2021年にカセットでリリースした「Last Exit To Chickenley」がアナログ化。Mark Fellらしい極彩色の電子音楽、フィールドレコーディングや打楽器のカットアップ、音響構築、イマジナリーなサウンドスケープ、微分的とも言われる実験的なリズム構造も垣間見れ、フロアで体験したことのある人なら伝わると思いますが、難解でありながら、フィジカルに揺さぶられるダンスの感覚があります。90分に渡る2LP、MARK FELLによるミラーボードのインサートシート、シルクスクリーンプリントのアートワーク。LTD VINYL。 (サイトウ)